大音量で聴くEW&F

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Ureiで聴くEW&F

 GRATITUDE に収められたSUN GODDESは1970年代の録音ですが、バランスを整えてあげますと、大音量での再生でも破綻なくリアルな『当時』のライブ感を蘇らせることができます。クールに醒めた表現で当時の記憶に距離をおいて俯瞰する、といった感じでしょうか。C40のイコライザーで微調整をくわえ、ジャストフィット。若気の至り、というお恥ずかしい愚行のあれこれが思い出されます。バブル真っ最中で、STERE0SOUND誌の編集部、試聴室が六本木にあった頃です…… 深夜、通りはベンツ、ポルシェ、フェラーリ、BMWで埋め尽くされておりました。今にして思うと異様な光景です。当時、全長6m超え、幅2m超え、排気量8200㏄という某アメ車に乗っておりました…… 金髪碧眼の女の子を横に乗せて、つたない英語で、懸命に会話し、恋に落ちてほろ苦い青春の思い出を重ねた時でもありました。日本男子などしょせんイエローモンキーにすぎない、というコンプレックスが消えた貴重な体験でした。肌の色が違っても、同じ人間なのだ、という事を実感できた次第です。屈折した女性観をもっていた時でした。が、ディープな人間関係を確立しえたこともありました。話がおかしな方向に飛んでしまいました。まあ、そうしたいくつかの修羅場を潜り抜けた体験が、音楽とオーディオにも微妙な影を落としたように思えます。

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